福祉事務所の担当者からウソの説明をされたり、生活保護費の返還を強要されたりして、精神的苦痛を受けたとして、東京都杉並区の女性(68)が2月21日、区を相手取り、慰謝料100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告の女性は生活保護を不正受給したとして、杉並区から受給済みの保護費の返還請求をされている。その不服申し立てを求めて審査請求したが、結果が出る前に担当者から「棄却された」とウソの説明を受け