'20年東京五輪のマラソン代表選考一発レース『MGC』。中村匠吾選手はラストに強靭すぎる脚力を見せつけ見事、優勝。代表権を堂々手に入れた。メディアがほぼノーマークだったこの男、大学時代には藤色の襷を胸に、箱根駅伝を3度走っている──。【写真】'15年の大会で区間賞を獲得した中村選手。懸命に走る姿がカッコいい!大八木弘明監督の指導の熱さに惹かれて子どものころから足が速く、小学校のマラソン大会でも常に上位。