米国、インド、韓国が政権支持率を意識した政策運営にかじを切った。トランプ米大統領は大統領選を見据えて対中貿易戦争を一時休戦し、農産品の対中輸出拡大などの成果を有権者に示したい意向だ。インドは東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉からの離脱を表明。中国からの輸入増を防ぎ、国内経済保護の姿勢を強調する。経済減速にあえぐ韓国は政権支持率の底上げが課題で、日本から輸出管理の厳格化撤回を引き出そうと懸命な