東京都品川区の区立小中一貫校で2012年、同級生からいじめを受けて自殺した中学1年の男子生徒(当時12歳)の遺族が、同級生と保護者、当時の担任、校長などに約9000万円の損害賠償を求めた訴訟は1月9日、東京地裁(中吉徹郎裁判長)で和解が成立した。男子生徒の父(47)は「和解条項はいじめがよくないことだと伝えられる内容で納得している。いじめの実態がどういうものか、皆さんに理解していただきたい」と訴えた。●生徒と保