家庭裁判所で取り決めた養育費。親権者ではなく子どもの権利だと思っていました。でも、それを手にする道のりには、思わぬ敵が次々と立ちはだかりました。突き離されているようにすら感じる制度、銀行の杓子定規な方針、そして費用。シングルマザーが立ち向かうには、時間も費用もかかるイバラの道のりでした。養育費を差押えるまでにどんな壁があったのか。私自身の経験をまとめました。(ライター:塚田理恵)●再婚で父親業を一