3日放送、日本テレビ「解決！ナイナイアンサー」では、プロ野球選手と結婚したタレント・新山千春や元テレビ東京アナウンサー・亀井京子が「戦力外通告」について語った。

元プロ野球選手・黒田哲史と結婚するも昨年末に離婚を発表した新山と、横浜DeNAベイスターズ・林昌範を夫に持つ亀井。黒田は埼玉西武ライオンズから。林も北海道日本ハムファイターズ時代に戦力外通告を経験している。

「うちの場合は朝7時半に電話がなったんですね、旦那さんの。朝7時だから旦那さんはアラームだと思って切ったんです。もう一回着たのでパッとみたら『球団』ってきた。で、寝起きすぐ姿勢正して“はい、おはようございます”って出たら“今日この後、球団にすぐ来て下さい。以上です”（と言われた）」と切り出した新山は、黒田が運転する車に一緒に乗って球団事務所まで付いていったという。

しかし、「怖かったですし、1人で不安だろうなって思ったので。球団について10分くらいしたらすぐ帰ってきて“あかんかったわ”って一言。（中略）こういうお仕事もありますしってアフターケアして下さると思ってたんですね。15年間選手で頑張ってきたので。“なんかなかった？”って聞いたら“何もなかった”って言われて」と続けた新山。球団から戦力外通告は呆気ないものだったようだ。

当時の心境を「私も子供が1歳だったので、ここからどうやって生活すればいいんだろうっていうのが本当に怖くて」と振り返った新山に対し、亀井もまた「私は能天気なので“トレードじゃない？”みたいな感じで。新天地みたいな気持になっちゃった。それが“来季契約結ばないので以上です”ってなって、こんな形でくるんだって思って。その日のことがあんまり記憶にない」と語るなど、突然の通告によるショックを明かした。

だが、「選手って毎年頑張ったらお金が倍増したりとか、いきなり億になった人が半分になったりという世界で、それに合った家賃の家に住むとか、それに合ったものを食べるっていう生活をしていると一生続かないって分かって結婚している。一生分をこの数年の間に頂くんだって思って貯金してやってかないと夫婦で共倒れしちゃう」とも語った亀井は、選手の妻同士の付き合いについて訊かれると「ご飯行っても皆年俸が違うわけじゃないですか」などと話し、一見華やかなプロ野球選手を夫に持つ妻の苦悩を垣間見せた。