黒田博樹、広島復帰に海外ファンが困惑と衝撃 「古巣に恩返し?」「義理人情って何」
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「彼はアジアのマーク・バーリーだった」というファンの発言通り200イニング投げれる黒田のようなピッチャーを探すのは中々難しく、打線の援護が少なく勝てない試合が黒田の場合多かっただけに「勝敗で投手を判断しちゃだめだっていうことだろ」と、この放出が思いのほかヤンキースにとって大きなダメージだったことが伺える。
また大幅な年棒ダウンにも関わらず広島を選んだことについて「大金を提示されて断った。ホームシックだったのだろう」「テーブルにお金を置いて出て行ったようなものだ」と皮肉るアメリカ人のファンがいる一方で、「大金よりも古巣でプレーを選んだ」と多くのMLBファンには、この選択が若干奇異に感じながらも、日本のスポーツ紙のソースを紹介し「男気あふれる決断で古巣に復帰」という説明にも理解を示しているようで、「彼のようなプレイヤーがもっと多くいればいいのに」といった意見もちらほら出始めている。
黒田のようなメジャーで安定した成績を収め、数多くのオファーを受けながらアメリカを去る選択を自らしたNBP選手は前代未聞といえる。「義理」や「古巣に恩返し」というキーワードが黒田特有の気質から来る特殊なものと捉え、その他の選手たちに同様の事を求めるのは酷だとは思うが、古巣など複数球団を巻き込んで"銭闘"一辺倒で日本球界に戻る選手や、価値に見合わない高額元メジャー・リーガーなどが闊歩する世の中だけに、黒田の生き方がより輝かしいものに見えるのは確かだ。
【動画】http://youtu.be/L9cdCR7JruU