今年の“ガンプラ世界一”が決定!

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今年は4年に一度のワールドカップイヤーでしたが、あくまでそれはサッカー界の話。こちらのワールドカップは年に一度の開催です。そして、今回も熱い戦いが繰り広げられましたよ!

株式会社バンダイは、ガンプラ作りの世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ2014 世界大会決勝戦」を、昨日(21日)にガンダムフロント東京(お台場)にて開催しました。
今回の世界大会決勝には、各国ごとの大会を勝ち抜いたジュニアコース(14歳以下)11作品、オープンコース(15歳以上)13作品の計24作品が一同に集結! また、その代表者自身も、ここ“ガンダムの聖地”にやって来ています。

「2011年に始まりました『ガンプラビルダーズワールドカップ』ですが、早いもので今年で4回目になります。回を重ねるごとに、ガンプラファンの皆さん、そして私たちバンダイにとって、ますます意義深い大会になっているんじゃないかと思います。今日は、私も作品をじっくりと見させていただきました。毎年驚かされるんですが、特に今年はレベルが上がったという印象を受けています」(バンダイ代表取締役社長 兼 チーフ・ガンダム・オフィサー・上野和典氏)

第1回目はマレーシア代表が、第2回目は香港代表が、第3回目は日本代表が世界チャンピオンになった“ガンプラ作り世界一決定戦”。今年は、どの国の代表者が優勝する?
その審査方法は、バンダイホビー事業部から2名、さらに模型専門誌(「ホビージャパン」「電撃ホビーマガジン」「モデルグラフィック」)編集部3誌からそれぞれ1名、計5名の審査員が『工作』『塗装』『アイデア』という3つの項目で採点、その集計得点で順位を決定します。

では、いよいよ今年の世界一の発表! まずジュニアコースの第1位は、アン・ジフンさん(韓国)の作品『イノセンス・オブ・チャイルドフッド』に輝きました。
「センキュー!」(アン・ジフンさん)
「正直、全部の作品を見て、ジュニアコースだと見終わった後に気付いたくらいでした。それくらいオープンコースとの技術の差も縮まってきたと思います」(特別審査員のバンダイホビー事業部・馬場俊明氏)

続いては、オープンコースの発表。果たして世界一に輝いたのは、アンディ・ウォンさん(マレーシア)の作品『インベーダーズ ファウンド』でした!
「非常に今回も頭を悩ませたコンテストでした。まさにガンプラには無限の可能性があると示したのが、チャンピオンの作品ではないでしょうか。自分なりのオリジナリティを加えて、新しい世界観を創造したところが深く心に刺さりました」(ホビージャパン編集部・岡村征爾氏)
「ウォンさんの作品は、特に独創性、そしてガンプラの枠にとらわれない柔軟なアイデアが際立っていました」(電撃ホビーマガジン編集部・木村学氏)

さて、今回はスペシャルゲストが来場しています。プレゼンターは、あのマギーちゃん! 和服姿で艶っぽくやって来てくれましたよ。
「ガンプラがこんなにも世界中で愛されているんだと驚きましたし、皆さんが熱い気持ちで取り組んでいるんだということがわかり、とても魅力を感じました。私も皆さんのように世界で活躍できるように頑張らなきゃって、刺激をもらいました!」(マギー)

さて。これらのガンプラ作品、皆さんも生で見たいと思いません? 朗報です。
「今回の作品は、本日から年明け1月7日まで『ガンプラ TOKYO』で飾らさせていただきます。ぜひ、こちらでガンプラのファイナリストが作った作品はどういうものか“生”で感じていただきたいなと思います」(バンダイ・川口名人)

「ガンプラビルダーズワールドカップ2014」公式サイトでも、今回展示された世界各国代表のガンプラ作品がアップされているので、そちらも必見です。
(寺西ジャジューカ)