本田、キャプテン就任には消極的「長谷部がいなかったから」

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 キリンチャレンジカップ2014が5日に行われ、日本代表とウルグアイ代表が対戦。ホームでハビエル・アギーレ監督の新体制初戦を迎えた日本代表だが、守備のミスから失点を許し、0−2で敗れた。

 同試合、ゲームキャプテンを任されたミラン所属のMF本田圭佑は「もちろん責任は感じますけど、マコ(長谷部誠)がいなかったんでね」とコメント。「キャプテンマークを巻いたからといって、すべてを任されたとは思っていませんし、マコがいればマコが巻いていたのかなとも思いますし」と続けた。

 これまでキャプテンを務めたフランクフルト所属のMF長谷部誠は、ひざの負傷によりチームから離脱していた。

 本田は、「キャプテンに対するイメージは色々あるでしょうし」と前置きすると、「義務みたいなものも発生しちゃうじゃないですか。割と自由にいきたいんでね。自分自身のパッションも大事にしていますし、そのパッションを押し殺しながら長谷部さんみたいに毎回キャプテンらしい振る舞いをできる保証もないんでね」と話し、改めてキャプテンは長谷部がふさわしいと語った。

 さらに、新戦力については「すごくタレント性のある選手ばかりだという印象を受けています。僕が入った時に比べると彼らは確実にうまかったですし、そういう意味で言うと僕以上のタレント性を秘めた選手たちだと思いますんで、どれだけ自分が変化していく努力をするか。そこに懸かっているんじゃないかと思います」と今後の活躍に期待を寄せた。