弁護士法人フォーリーフ法律事務所が破産開始決定 債権者の多くが相談者
弁護士法人の倒産は弁護士法人ユニヴァーサル法律事務所(TSR企業コード:297363395、新宿区、25年1月破産)に次いで5例目。
債務整理を専門とする弁護士事務所。「法律で人を護る」ことを原点として港区内に事務所を構えて事業を展開してきた。しかし、社員の駒場豊弁護士が平成25年7月11日に日本弁護士連合会より業務停止の懲戒処分を受け、同日に社員の欠亡により解散となった。そのため、残務整理を選任された弁護士が清算人となって当法人の事後処理を進めてきたが、相談者からの預り金を事務所経費に流用するなどの管理不徹底で債務超過状態にあることが判明し、今回の措置となった。
なお、債権者の大半は相談者で、ほかに従業員やリース業者などが含まれている。