【レポート】500人に聞く、iPhone 6のジャパンモデルが出たら欲しい? - マイナビニュース調査
iPhone 5s発売から半年余り。世の中の注目はすでにiPhoneの次期モデルに移っている。ディスプレイのサイズは? デザインは? どのような新機能が搭載されるのだろうか。本稿では「iPhoneのジャパンモデル」が出たら欲しいか、マイナビニュース会員500人に聞いた結果をお伝えしたい。
「iPhoneは全世界ほぼ共通の仕様ですが、"iPhoneジャパンモデル(日本仕様)"といったように、日本で販売されるiPhoneだけ赤外線通信機能があるなど、各地域の特性に合わせたモデルが出たほうがいいと思いますか?」と500人に聞いたところ、「どちらでもいい」は38.8%(194人)、ほぼ同数で「はい」が38.4%(192人)と続き、「いいえ」は22.8%(114人)だった。
「はい」と回答した人に対し、具体的にどのようなジャパンモデルを期待しているか尋ねたところ「おサイフケータイ」「赤外線」「ワンセグ」「防水・防塵」といったAndroidスマートフォンのジャパンモデルでお馴染みの機能に対する要望が多く見られた。中には「和なデザインのiPhoneを見てみたい」「戻るボタンが欲しい」「電池パックが取り外せるように」「外部メディア(SDカード)への出力機能が欲しい」といった意見もあった。
一方で「いいえ」と回答した人の理由には「余計な機能をつけると価格が上がる」といった価格の高騰を心配する意見や、「互換性が心配」といった互換性を危惧する意見などが見られた。「iPhoneだとカバーの種類が多いので」といった、デザインが統一されたiPhoneならではの魅力を挙げる人もいた。
注目したいのは「いいえ」と回答した人の理由の中に「独自機能はガラパゴスになりそう」「日本独自の規格をつけると、それだけで世界基準を下回る」「質が落ちる」「それが逆にデメリットになる」「エラーが出るとか嫌ですよ」といった、性能の低下を指摘する辛辣な意見が少なからず含まれていたこと。過去にAndroidスマートフォンのジャパンモデルで失敗した経験を持っているのではないか、と思われるほど具体的な意見もあった。実際、スマートフォンのジャパンモデルにはこうした悪印象が定着してしまった感がある。日本の技術者がこの結果を見たら、何を思うだろうか。
調査時期:2014年2月19日〜2014年2月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート
(近藤謙太郎)