ジョー・マンテーニャ

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『クリミナル・マインド FBI行動分析課』で、デヴィッド・ロッシを演じているジョー・マンテーニャがZap2itのインタビューにて、ジョーが初監督を手掛けたシーズン9のシリーズ通算199話について語った。

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ジョーによると、「『クリミナル・マインド』の製作総指揮者のエリカ・メッサーをはじめ他の製作者たちは、私が何年か前に映画『消滅水域』(原題:Lakeboat)の監督をしたことを知っていたよ。エリカから『リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーは既にいくつかのエピソードを監督しているし、ホッチ役のトーマス・ギブソンもシーズン8にて監督デビューした。あなたもその気があるなら監督してみたらどう?』とオファーを受けたとき、『もちろんだよ!』と答えたんだ。監督するエピソードについては自分でもよく考えて脚本家とも話し合ったさ。シーズン8のエピソードに一度登場した"ベトナム戦争中にロッシと一緒に戦った海兵隊仲間の男性"を再登場させることにしたんだ。脚本家のブルース・ジマーマンは私が"描きたい"と思っていた内容を見事なストーリーにしてくれたよ」と語っている。

とはいえ、今回の監督業には以前より思うところがあったというジョー。「実は『クリミナル・マインド』のエピソードを監督することは長年考えていたんだ。でもマシューとトーマスにまずチャンスを与えたかった。なにしろ私はシーズン3からの途中参加だけど、二人はシーズン1から出演しているオリジナル・メンバーだからね。まず彼らが先に監督デビューすることが私にとっては重要だったんだ。監督業はいつも過酷で厳しい。まるで戦場で軍隊を指揮するように、出演者やスタッフなど何百人もの人々が監督の命令を待っているんだ。時間通り進行するか考えながら全てのことに集中して、ひとつのエピソードというより、もっと大きい視野で物事を見渡なければならないしね。監督は、配役、技術面、撮影前の準備段階からの作業、撮影後の編集など全てに関わるが、『クリミナル・マインド』では何年も同じ人々に囲まれて仕事をしているから、より有利に物事が進んで良かったよ」さすが『クリマイ』広報担当(?)ジョーらしいコメントである。
さらにジョーの話は記念すべき200話についても及んでいる。「私が監督した第199話と記念すべき第200話は、通常より製作費を少し多めにしてくれたと思うんだ。レギュラーのエピソードというよりは短編映画のようだからね。200話放送は画期的なことだね。9年間もひとつのドラマが放送され続けているって現在のTV業界では珍しいことだよ。メンバー皆誇りに思っている。『クリミナル・マインド』は今も変わらず高い視聴率を保持しているし、すばらしいファンに囲まれているから、ファンのためにも何か特別なエピソードを製作しなければね」

米国では今週第199話が放送され、そしてシーズン7最終話にて降板したエミリー役のパジェット・ブリュースターがゲスト出演する第200話は2月5日放送予定。JJ(A.J.クック)の夫ウィル(ジョシュ・スチュワート)、息子ヘンリー、そしてガルシア(カーステン・ヴァングスネス)のBFのケヴィン(ニコラス・ブレンドン)なども出演する豪華なエピソードとなっているそうだ。(海外ドラマNAVI)

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