欧州遠征に臨むザック監督「成長や経験を蓄積する大切な2試合」

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 日本サッカー協会は3日、今月にヨーロッパで行われる国際親善試合に臨む日本代表メンバーを発表した。

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督はメンバー発表の際、以下のようにコメントした。

「セルビアは非常にバランスに優れたチームで、アグレッシブでダイナミックなサッカーを実践している。ワールドカップ予選では、思うような結果を得られていない状況にあるが、ベルギーとクロアチアという強豪が同じグループにいることを忘れてはならず、まとまったとても良いチームという印象を持っている」

「ベラルーシは、フィジカルに優れ、コンパクトに保った状態でアグレッシブなサッカーをしている。特にホームで戦う時には、その傾向が強くなると思う。常にカウンターを狙っているチームなので気をつけなければならない。この遠征で期待することは、やはりチームとして更なる成長を促す事である」

「チームとして、攻守に渡って更にレベルを向上していく必要がある。アウェーでインターナショナルマッチを行えることで、チームの成長や経験の蓄積をしていく大切な2試合になると思う。ワールドカップに向けて準備をしていく上で、この期間と試合を有効に使っていきたい」

 日本代表は、11日にセルビア代表、15日にベラルーシ代表とそれぞれアウェーで対戦する。