芸能界復帰した中西モナ(旧姓山本モナ、37)が4月27日に働く女性を対象にしたイベントで自民党の野田聖子総務会長との対談が予定されている。モナを知る関係者からは「野田さんがモナに振り回されなければいいけどね」と危惧する声が早くも上がっている。

 モナは不動産投資会社社長の夫に「背中を押されて」という理由で、3月初旬に個人事務所を設立。芸能界復帰を明らかにした。
 「2年前にモナは亭主から『芸能界を辞めてくれ』と懇願され、所属事務所の『オフィス北野』を辞めて引退した。それが亭主に背中を押されたから復帰するでは筋が通りません」(制作会社プロデューサー)

 朝日放送の女子アナだったモナは退社後、ビートたけしの『オフィス北野』に知人の紹介で所属。'06年に『NEWS23』(TBS)のキャスターに大抜擢されたが、出演5日で民主党の細野豪志幹事長との“路上不倫キス”を写真誌に撮られ番組を降板させられた。
 「この騒動で、たけしはモナが所属タレントであることを初めて知ったんです。たけしは『とんでもねぇねぇちゃんを預かっちゃった』とボヤキながらも、『たけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ)を復活させて、モナをバラエティータレントして再生させたんです」(日テレ関係者)

 '08年、情報番組『サキヨミ』(フジテレビ)でキャスターに返り咲いたが、復帰当日の番組終了後、二岡智宏選手と“五反田ラブホテル不倫”を女性誌に報じられ1回で降板。その結果、一説には8000万円のペナルティー料が発生した。

 モナは'10年8月に前述の不動産投資会社社長と入籍。翌年芸能界を引退した。
 「事務所に退社を切り出す約1カ月くらい前、モナはフジテレビの湾岸スタジオにいた、たけしを訪ねて根回しをしたんです。もちろん、たけしが『NO』と言えない性格を知っていたんです。したたかな女ですよ。たけしが退社を認めた以上、事務所はOKするしかない。肩代わりしたペナルティー料完済を条件にしましたが、いずれほとぼりが冷めた頃、芸能界復帰してくると思っていました。でも、“辞めてくれ”から一転、夫に背中を押されてという二枚舌には呆れました。モナはたけしの顔に2度も泥を塗った。テレビ界ではモナの復帰は歓迎されていませんよ」(たけしと親しいテレビ関係者)

 参院選出馬も噂される。