世界28ヵ国・地域の中からベースボール世界一を決める2013 WBC(ワールドベースボールクラシック)が盛り上がっている。

侍ジャパンが16-4でコールド勝ちしたオランダ戦は34.4%の視聴率を記録、日本が劇的な逆転勝利を飾った台湾戦も30%を超えるなど、テレビ中継も好調だ。
TBSの桑田真澄、佐々木主浩、テレビ朝日の工藤公康、古田敦也という解説陣を評価する声も多く、元巨人のエースで大リーグ経験もある桑田元投手の解説について触れている声がブログでは目立っている。

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トークが得意という印象はそれほどない桑田氏ではあるが、
・桑田さんの解説がすごく柔らかいというか悠長というか聞いててホッとするんですよね
・あんまりスポーツ好きじゃない私でも桑田さんの解説なら最後まで見れちゃいます
・理論的で冷静でご自分の意見をはっきり言われるので、聞いていてすごくわかりやすい
など、女性陣へのウケが良い。WBCの時だけ盛り上がるような「にわか野球ファン」も納得させる解説と、親しみやすい語り口がいいのだろう。

では、野球通にはどうかというと、
・桑田の解説がツボになってきてしまったわ。なんか思ってる事ズバズバ言うしね
・極度のアウトロー好き。澤村の150キロを批判。ドームラン解説など非常に面白かった
・丁寧語で毒舌というのはちと新しいが、完全に桑田のキャラは定着したようだ
などと、こちらは面白がられて高評価。

独自の野球論を語ったり、一部の選手に苦言を呈したりと、好き勝手やってると思われても仕方ないところもあるが、不思議と嫌われないという独自のポジションを築いたようである。

そして、オランダ戦での彼の「ドームラン」発言は、かなりネット上で騒がれていた。
・桑田さんが解説でまさかの「ドームラン」発言
桑田真澄がドームラン言うてて超笑った
・ジャイアンツOB桑田が「ドームランですねー」とか言って良いのか?
巨人の攻撃の時に意図的に空調の調整が行われて、ホームランが増えているのではないかという都市伝説的な噂があり、アンチ巨人ファンを中心に「ドームラン」と呼ばれているらしいのだ。ネットを中心に語られている「ドームラン」というフレーズを、テレビで桑田氏が使ったことに、ネットで衝撃が走ったとようだ。

そんな桑田氏の解説は、
・野球をやっている子供たちのことを真剣に考えてコメントしているのがとても好感が持てた
・WBCの解説を聞いて、教育者型解説者として見直した
・野球をやってる子供たちのために実践に即して理論的に解説するところがとてもいいと思う
と、野球少年にも目を向けているところも評価が高い。

・解説素敵過ぎ。野球わからん人でも聞くだけで幸せな気分になれそう。もう全部正論やし
・桑田さんが教祖になったら、入信してしまいそうでヤバイ
・桑田の解説は手厳しいが聞いてて納得する。言うことが全てツボにはまるし正確
と、桑田教の信者は増殖中。桑田佳祐、桑田真澄と桑田姓にはカリスマの素質を持った人が多いのだろうか。

中古自動車販売協会連合会のテレビCMでピアニストデビューも果たし、多才ぶりを発揮している桑田真澄。でもやっぱり多くの人が期待しているのは、監督としてユニフォームを着ることだろう。WBCの行方とともに、桑田氏の今後にも注目したい。

(芦之由)



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