「ぬかびら源泉郷」一泊二日の旅。
1日目の【十勝・ぬかびら源泉郷編】に続き2日目です。


前日の運転疲れからか朝までぐっすり眠った後は朝風呂で身体をシャキッと。日本人でよかったw


美味しい朝ご飯を食べて、本日のメインイベントである「タウシュベツ橋梁見学ツアー」へ向かいます。このツアーは「NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会」が主催しています。詳しくはHPで。


さて、タウシュベツ橋梁とは…


もともとは、旧国鉄士幌線(1987年(昭和62年)廃線)が1939年(昭和14年)に十勝三股駅まで開通した際に音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられたものである。1955年(昭和30年)に発電用人造ダム湖である糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため士幌線は湖を避けるように新線が引かれた。その際に橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿をとどめている。
糠平湖は人造湖であり、季節や発電によって水位が劇的に変化するため、橋梁全体が水に覆われてしまう時期もあれば、水位ゼロとなって橋梁全体が見渡せる時期もある。その様子から、「幻の橋」とも呼ばれる。



〜ウィキペディアより抜粋〜


2008年にはJRのフルムーンポスターに使用され、これをきっかけにタウシュベツ橋梁が有名になりました。(どういうポスターかは画像検索でどうぞ)。以前は橋梁近くまで自由に見学する事ができたのですが、もともと林道は狭く路肩も弱い上、多いときは夏だけで車が500台以上も訪れた事もあり、林道逸脱事故も度々あったようです。このままでは危険だという事で、現在は林道にゲートが設けられ入場は制限されています。このツアーでは特別にゲートの鍵をあけて橋梁近くまで車で行くことができます。


 


かつて鉄道が走っていたことを物語っています


このまっすぐに整備された道を数十メートルほど歩くと見えてきます。



かつてこの地方は林業が盛んでした。この橋梁の上をたくさんの木を積んだ列車がひっきりなしに走っていったのでしょうね。


ご覧のように、橋の劣化は激しく崩落箇所もあります。定期的な水没を繰り返すことによって、築年数よりも遙かに早く劣化が進んでしまうとの事。さらに2003年十勝沖地震が発生。このあたりは震度3〜4だったそうですが、それにより中央部分が一部崩落。もう一度同じくらいの地震が来たら完全に崩落してしまうかもと言われています。橋の下をくぐることはできませんが、近くでみるだけでも迫力十分。橋が全体像を表すのはGW中の今だけ。その後はどんどん水量が増し、夏にはほとんど水の底に沈んでしまいます。そんな水没に耐えながらも架かっている橋はただただすごいの一言。


百聞は一見にしかず、機会があったら是非ツアーで訪れて欲しい場所なのです。


■旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアー(NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会)
http://www3.ocn.ne.jp/~arch/nowtau.htm


(呼鈴)




浴場も薄暗くてまさに洞窟でしたw炊きたてご飯が美味しい朝食♪かつて鉄道が走っていたことを物語っています橋の上はごらんの通り...GW後半にまだ間に合う!呼鈴のドライブ情報【感動!タウシュベツ橋梁】今にも崩れそうです。GW後半にまだ間に合う!呼鈴のドライブ情報【感動!タウシュベツ橋梁】山にはまだまだ雪が積もってますGW後半にまだ間に合う!呼鈴のドライブ情報【感動!タウシュベツ橋梁】ここはかつて矢尻やナイフなどに使用されていた黒曜石が取れますタウシュベツ見学後はかつての士幌線見学へ。切り替えも現役で動きます!


【写真ギャラーをご覧になりたい方はこちら】http://clicccar.com/?p=145259