1月30日08:00(日本時間)時点で、CSKAモスクワ(ロシア)に所属する日本代表MF本田圭佑の移籍はまだ確定していない。25日時点でファンの「会見まで信じない」 という反響を紹介したが、この声のとおり、本田の移籍は報道ばかりが先行している状態だ。

 移籍について「合意」と報じているのは特定の媒体であり、その他のメディアでは様々な見方が目立つ。Soccer Journal編集部は「本田圭佑は1月中に移籍する?」という読者アンケートを募ったが、30日11:00現在で「ラツィオ移籍」という意見は約57%。およそ4割は、ラツィオへの移籍を信じていない。

 30日における一部報道では、「破談」というものさえある。ネット上でも、交渉期限である31日ぎりぎりまでもつれている本田移籍について「今までで一番移籍に近づいたエアだったな」「まだ明日まで楽しませてもらえそうだ」「もう本田が金出せばいいじゃん」「冬に怪我人買わないだろ」と、やや冷めた声が目立つ。

 どのような結果に終わっても、今回の"本田狂想曲"に踊らされたファンのメディア不信はさらに深まったといえそうだ。