(ネタバレ注意)アニメ「いつか天魔の黒ウサギ」第11話、愛する者の為に出来る事

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(画像:amazon.co.jp)
(C)2011 鏡貴也・榎宮祐/富士見書房/宮阪高校生徒会

第11話「夏休みカタストロフィ」 アニメ「いつか天魔の黒ウサギ」第11話が放送された。

誘拐された遥とヒメアを助けに、”教会”の元へ向かう大兎。そして、大兎を追わせまいと、月光と美雷が黒守の足止めを行っていた。しかし、黒守の力は圧倒的で、月光には為す術が無かった。
 
そして月光にとどめを刺そうとする黒守を必死に阻止する美雷。黒守は、まず美雷から殺そうと彼女の頭に手のひらを向けるが…。
 
プライドを捨てて、土下座をする月光月光は、土下座をした。

「頼む、待ってくれ。俺の負けだ、そいつを殺さないでくれ。」

プライドの高い生徒会長の紅月光は、安藤美雷の為に土下座をした。それは、普段からは想像のつかない、美雷も驚く月光の姿だった。そんな月光をさらに足蹴にする黒守だが、そんな2人の前にどこからともなく、あの男が姿を表した。月光の弟、紅日向。

あらゆる魔術を無力化、そして破壊する封・解呪師(スペルブレイカー)一方で、遥とヒメアを助けに向かう大兎の前に現れた、セルジュ・エントリオと、ハスガ・エントリオ。遥とヒメアをさらった張本人達だ。

2人をすぐに返すように要求する大兎。断られるかと思われたが、構わないと答えたセルジュ。ただし、返すのは遥1人だけだと言う。そしてその際、ハスガは気になる事を言っていた。

時雨遥は、大兎には想像もつかないほど、生まれつきの不幸を背負っているのだと。

黒守にとっても予想外の、日向の登場黒守にとって日向は初対面だが、日向は黒守の情報を把握していた。そして月光に向かって、弱いからこんな面倒な奴につけ込まれるのだとさえ言い放った。

黒守は、日向に術式を放つが…。

愛する者の為に出来る事辛くて、怖くて逃げ出したくても、力がなくてもヒメアの為に体を張りつづける大兎。そんな彼の姿は、月光、そしてセルジュやハスガの心をも響かせる物でした。

美雷の為にプライドを捨てる月光、そして決してヒメアを諦めない大兎の想い。それそのものが、今回の見どころでした。

ヒメアを諦める代わりに、大兎にかけられた不死身の呪いを消して普通の人間に、そして遥も釈放してこれまでのような平穏な生活を約束すると、大兎に告げるハスガ。

残り1回の命となった大兎は、絶対的な力の前にその要求を飲むしかないのか…?

【記事:フェイトちゃん】

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いつか天魔の黒ウサギ
いつか天魔の黒ウサギ Blu-ray 第1巻

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