こどもたちの世界映画祭『19回キンダー・フィルム・フェスティバル』

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 日本唯一のこどもたちの世界映画祭『19回キンダー・フィルム・フェスティバル』が、グランプリを決める審査員を一般募集する。映画祭は、8月12日から13日は日比谷公会堂、18日から21日は調布市文化会館にて開催され、6日間全てに参加可能であることが応募条件の一つ。

 タイトルになっている「キンダー」とは、ドイツ語で「こどもたち」という意味。世界三大映画祭の一つである「ベルリン国際映画祭」児童映画部門の協力を得て1992年よりスタートした本映画祭は、毎年ベルリン国際映画祭より厳選した作品や、世界中から選りすぐりの質の高い映画とアニメーションを集めている。子供達が世界中の心温まる映画に出会い、笑顔を持ち帰って欲しいというテーマで開催される注目の映画祭。19 回目となる今回の映画祭実行委員長は、昨年度に引続きプログラム監修にも携わっている女優の戸田恵子が務める。

 目の前で日本語に吹替える“ライブ・シネマ”という上映スタイルや、ユニークな体験型プログラムを行う。子供から大人まで幅広い年齢層をターゲットにしたイベントが盛り沢山である。

 また、毎年 10 本前後の世界中から集まったコンペティション作品のグランプリを決めるのは、なんと一般のこどもたち。映画祭のオープニングやクロージングでステージの上でマスコミのフォトセッションを受けたり、表彰式でグランプリを発表する。さらには、10月の東京国際映画祭のグリーンカーペットにも招待され、世界のスタートと一緒に歩けるという、普段では絶対に経験できない貴重な経験が出来るのだ。

『19回キンダー・フィルム・フェスティバル』-公式サイト
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