13日、試合中にバックドロップを受け心肺停止状態となり、搬送先の病院で死亡が確認されたプロレスリング・ノア三沢光晴さんの後を追う様に――。翌14日、大阪プロレスでの試合中に倒れて意識不明となっていたレフェリーのテッド・タナベさんが、15日午後12時23分に搬送先の病院で亡くなった。

奇しくも、三沢さんと同じく46歳での早すぎる死だった。

14日から、大阪プロレスの公式サイトでは「心臓マッサージ、人工呼吸、AEDなどの措置を行い、大阪市内の救急病院へ搬送されましたが、現在も意識不明の状態」、「6月15日6:42現在、未だ意識不明の状態が続いており、大阪市内の病院にて医師の治療を受けております」と、タナベさんの経過を伝えてきたが、本日15日の午後13時27分、「レフェリーのテッド・タナベ(田邉哲夫)は2009年6月15日午後12時23分に搬送先の病院にて永眠されました。享年46歳。永きに渡り、プロレス界の裏側を支え、多大なる貢献をされたことを偲び、心よりご冥福をお祈りいたします」といった内容で更新がなされた。

様々な団体でレフェリングを行い、コミカルなキャラクターで多くのファンに愛されたタナベさんの死。プロレス界に悲しい知らせが続く――。

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