多くの会議では「あなたは参加しなくてもいいでしょう」という人が、なぜか会議に参加したがっている。しかしそれではうまくいきません。
成功をもたらす「ドリームチームを創る」手順について説明します。

あなたの会社の経営のやり方をガラリと変える、
「すごい会議」の手順とは?

〜会議の参加者をどう決めるか〜

得たい成果がはっきりしていて、
それを達成するのに一番良いメンバーが会議室に集まっていると、普通の会議よりも成果が出る!

では、一番良いメンバーを選ぶにはどうすればよいのか?
意思を実現するためのメンバー選出のやり方を説明します。

前回のコラム「参加者全員が発言する方法」で説明した、手順その2「紙に書いてから発表する」を実践して明らかになるのは、「この人、いなくても、会議進むじゃん!」という人は、誰かということ。

多くの会議は、メンバーを「呼びすぎ」!

すごい会議 手順その4
ゴールデンメンバーだけでやる

しかし「言うのは簡単だけど、実際それをするのは難しい…。」
そう思ってはいないだろうか?

ある事業部で、この手順をやろうとしたら、事業部長がこんなことを言い出した。

事業部長:「うちは、僕の下に部長が20名いるから、ゴールデンメンバーだけでやるのは難しいんだよ」

僕:「わかりました。
   で、仮に『この5〜6人でやったら一番うまく行く』というゴールデンメンバーは誰ですか?」

事業部長:「ん、(紙に書きながら)この6人」

僕:「じゃあこの6人でやりましょう」

事業部長:「だからね、禅太郎さん、それでやれればいいんだけど、あと14人がすねちゃうんですよ」

そんな風に言う事業部長に僕は、「それが、この事業部の最初に解決すべき問題です」と言って、最終的には8人で会議をスタートさせることができた。
もしこれを、20人でやっていたとしたら、「すごい会議」にはならなかったと思う。


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