リスクマネジメントの中でも国家レベルの紛争状態(の一歩手前)という問題が発生していますが、今だからこそ、ちょっとだけ考えて頂きたい、パンデミック対策とビジネスチャンスについて。

4月4日(土)に北朝鮮のミサイルかロケットが日本の上空を飛ぶという談話を発表した麻生首相。
さて、テポドンを打ち上げた発射台の土台が、その新ロケットの重さと推進力に耐えられなかったら…。発射台が傾いていたら…。そんな土木技術に対する不安については誰も語りません。大きくなったら基本的には重くなります。土台は耐えているのでしょうか。
もし傾いて発射された打ち上げっぱなしのロケットで、高高度に上がる自爆機能が付いていないものであれば、どこに落ちてくるのか分からないという状況になるのかもしれません。やはり、打ち上げ時間帯だけは、ニュースに耳を傾けておく必要があると思います。

リスクマネジメントの観点からすれば、東北地方を超えて飛ぶと想定されているけれども、イージス艦の配置や市谷、朝霞のPAC3は、完全な首都防衛になっていますので、これこそ本当のリスクマネジメントと言えます。

ちょっと前置きが長くなりましたが、新型インフルエンザ対策で考えるところの「パンデミック」は、この北朝鮮のロケットのようなものではないかと思えてきます。
脅威は確かにそこにあります(フェーズ3の状態)。しかし、いつ来るのかは誰も明確には分からず、国の対策と、ニュース報道だけが常に動いている状態。でも、企業はどうしてよいのか分からないので、静観している状態です。
どこに被害があるのか、どれくらいの被害があるのか、そもそも脅威は実際の脅威となるのか…。

そのような観点だけから考えると、確かに静観するしかないというのも一つの考え方ではあるのですが「BCM(事業継続性の管理)」の観点からすれば、脅威は想定し、受け入れて、対策するということが必要になります。


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