仮説構築の技術(4)〜思い込み回避の俯瞰思考/家弓 正彦
ヒトには、必ず思考のクセや先入観、思い込みなどがあると思うのです。
この思考のクセというヤツが仮説には大敵ではないかと思うのですね。
以前投稿した「そもそも仮説とは何か?」のブログにて、
仮説と思い込みの違いはお話ししましたが、
まずは、この思い込みを回避するために、
今回は「俯瞰思考」について考えてみたいと思います。
■ 可能性を考える
仮説には、その局面において様々な仮説を考えると思いますが、
果たして、そこに思い込みが入っていないか心配です。
そんな時にこそ、「可能性を見極めること」が重要だと思うんです。
可能性を見極めるためには、まず俯瞰思考を持つこと。
仮説の全体像をしっかり概観することを意識しましょうね。
■ ロジックツリー
そのためのツールとしてはロジックツリーが有効だと思うのです。
ロジックツリーについては、こちらで簡単に触れていますのでご参考までに、、、
例えば、「PCがトラブった」という現象に対して、
その原因に関する仮説を考えてみましょう。
大きくその原因を分解して考えてみると、
ハードウェア」と「ソフトウェア」に分けて考えることができそうです。
つまり、ロジックツリーで描くと、
−ハード
PCトラブルの原因−
−ソフト
こんなツリー構造が描けます。
しかし、ここで改めて俯瞰思考に立って、問題意識を持ってほしいんです。
これで全てか?可能性は網羅できているか?
■ MECEであること
MECEとは、ミーシーあるいはミッシーと発音しますが、
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略です。
その意味は「ヌケモレなく、ダブりなく」という意味ですね。
つまり、PCトラブルの原因は、「ハード」と「ソフト」に分解して、
「キチンとヌケモレなく、ダブりなく分解できているか?」
と、自問してください。
すると、どちらにも分類入りにくい要素として、
続きはこちら
この思考のクセというヤツが仮説には大敵ではないかと思うのですね。
以前投稿した「そもそも仮説とは何か?」のブログにて、
仮説と思い込みの違いはお話ししましたが、
まずは、この思い込みを回避するために、
今回は「俯瞰思考」について考えてみたいと思います。
■ 可能性を考える
仮説には、その局面において様々な仮説を考えると思いますが、
果たして、そこに思い込みが入っていないか心配です。
そんな時にこそ、「可能性を見極めること」が重要だと思うんです。
仮説の全体像をしっかり概観することを意識しましょうね。
■ ロジックツリー
そのためのツールとしてはロジックツリーが有効だと思うのです。
ロジックツリーについては、こちらで簡単に触れていますのでご参考までに、、、
例えば、「PCがトラブった」という現象に対して、
その原因に関する仮説を考えてみましょう。
大きくその原因を分解して考えてみると、
ハードウェア」と「ソフトウェア」に分けて考えることができそうです。
つまり、ロジックツリーで描くと、
−ハード
PCトラブルの原因−
−ソフト
こんなツリー構造が描けます。
しかし、ここで改めて俯瞰思考に立って、問題意識を持ってほしいんです。
これで全てか?可能性は網羅できているか?
■ MECEであること
MECEとは、ミーシーあるいはミッシーと発音しますが、
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略です。
その意味は「ヌケモレなく、ダブりなく」という意味ですね。
つまり、PCトラブルの原因は、「ハード」と「ソフト」に分解して、
「キチンとヌケモレなく、ダブりなく分解できているか?」
と、自問してください。
すると、どちらにも分類入りにくい要素として、
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