ここ数年、我が家で話題になっているラジオ番組がある。福岡の某小学校に通う小学三年生の娘が、学校でその話題をしたところ・・・実に、6人中4人が、その番組を知っていたというのだ。「安倍きゅゅゅん」に「刈谷ドS」と呼び合うラジオドラマに、子供達が反応している。これはこれは、企画屋として見逃せないぞ。

世界的な景気低迷を受けて、自動車各社の業績は、「総崩れ」。各社とも人員削減など「大ナタ」を振るうなか、日産自動車は全運動部を休部するなどの対応が波紋を呼んだ。また、2009年度から広告費を大幅に削減することが明らかになり、いろいろな広告の打ち切り話がマスコミ業界には飛び交っている。

その日産の広告費削減ニュースの中で、一部のファンの間で、この春の改変を乗り切れるかどうかが話題になり、その存続が熱望されているのがFM東京系で放送されているラジオ番組『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』である。
その番組は、こんなナレーションで始まる・・・。

ごくごく普通で平均的な
37歳サラリーマンの主人公「安部礼司」が
トレンドに揉まれる姿と
それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のラジオドラマ。

日曜の黄昏時、
若さと渋さの間で揺れるナイス30'sのアナタに贈る
『鼻歌みたいな応援歌』をツボな選曲とともにお楽しみ下さい!

日曜の午後5時という時間帯に放送されているラジオドラマで、某電器メーカー傘下の中堅企業である「大日本ジェネラル」(東京・神田神保町)に勤務する三十代の男性会社員・安部礼司を中心とした物語。放送開始は、2006年4月からで、すでに3年目を経過している。

我が家は、この番組をクルマの中で聞くのが恒例になっている。家族で出かけた週末のドライブ。サザエさんが始まるまでには帰らなきゃと帰りを急いでいる車内で、家族で視聴するスタイルだ。

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