あー、また勝手に置いてかれちゃったよ・・・


毎年今の時期になると、
事務所のドアの前に分厚いハローページとタウンページが
黙って置かれていきます。

以前は、直接手渡してくれたように記憶してますが。


黙って置いていくようになったのは、

「使わないから電話帳持って帰ってよ・・・!」

と、受取拒否する人がいるからかもしれませんね。


実際、私も、
電話帳はここ5年くらい1度もめくってません。
インターネットで調べることに慣れちゃいましたから。


だから、

電話帳も必要な人にだけ配布してくれたらいいのに!

と思います。


もちろん、NTTさんとしては、
こうすることはなかなか難しい決断でしょう。

配布部数が減少すれば、
広告媒体としての価値が落ちてしまいますから。

タウンページNETを見ると、

・タウンページの発行部数は5,600万部(全国285版)
・ハローページは同5,500万部(全国788版)
 (どちらも2008年3月現在)

と、いちおう日本の全世帯をカバーする数が
発行されているのです。


さて、電通発表による2008年日本の広告費を見ると、
電話帳に掲載されている広告費合計は今でも

892億円

もありました。

これは、CATV、CS、BS放送などの衛星メディア関連広告費、

676億円

より多いのです。


ただし、電話帳広告費の推移を見ると、

・2006年→1154億円
・2007年→1014億円
・2008年→ 892億円

ですから、過去3年だけでみると
毎年100億円を超える減収傾向が続いています。


電話帳は、インターネットが不便な、
あるいは使いこなせない地域や年代の人々にとって、
まだまだ重要な情報源であり、電話帳広告の効果も
それなりに高いとは言われてきていますね。

ただ実際、どの程度の費用対効果(ROI)があるのか
私が探してみたところでは公開されていないようです。

そもそも、広告料金も複雑すぎるのか、
公開されておらず、お問合せベースとなっています。

ざっくり調べてみたところでは、

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