【岩本輝雄】5連勝のベガルタ、好調だね! 勝負強いし、守備も安定。あとは前線のタレントをどう融合させるか
ベガルタの調子が良いね。開幕3連勝を飾り、4節・八戸戦はPK戦勝ち。4連勝で迎えた5節・湘南戦は前半に先制して、後半に追いつかれて、1−1で突入したPK戦は4−2。これで5連勝。勝負強いね。
湘南戦の前半は自分たちのペースで、後半はやや劣勢だった。アンカーの両脇で起点を作られる場面があって、そこが少し不安だったけど、何とか最小失点で抑えられた。
一方の攻撃面はどうか。湘南戦の得点シーンでは、左サイドから攻めて、これは相手に跳ね返されるけど、こぼれ球を拾ってすぐに右サイドに展開して、五十嵐のクロスから小林がヘッドでねじ込んだ。狙い通りの形だったんじゃないかな。
ただ、追加点を奪えなかったように、先制した場面をのぞけば、物足りなさを感じた。小林と岩渕の2トップに、鎌田と武田の2シャドー。右の五十嵐、左の石井も含めて、攻撃陣にタレントは揃っていると思う。
彼らがもっと連動して、崩しや仕掛けのパターンをもっと増やしたいね。前への意識は感じられるけど、まだどこかスムーズさを欠く場面がある。
でもこれも試合を重ねるごとに、息は合ってくると思う。アイデアを出そうとするプレーがないわけじゃない。あとはそれをどうすり合わせていくか。
手堅く戦うことはできている。ここから攻撃面のバージョンアップを。J1昇格を目ざす26-27シーズンに向けて、順調にチーム作りは進んでいると思うよ。
【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、53歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた“40メートルFK弾”は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。
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