FIGC(イタリアサッカー協会)と国営放送RAIとの間で18日、イタリア代表試合の放映権を巡る契約が成立した。契約内容は以下の通りで、放映権料は4年間総額1億5400万ユーロ(約240億円)と発表された。

●イタリアA代表とU21代表の国内戦全て+アウェイ戦の大部分
●女子代表16試合
●U20以下代表とカルチョ5(フットサル)代表合わせて16試合

超大型契約の成立にFIGC特別コミッショナーのルカ・パンカッリは「RAIとの強固な関係が成立した。FIGCの歴史上でも特別なパートナーとなる。イタリア代表を応援する国内サポーターはもとより、海外から熱視線を送ってくれているサポーターに対しても『毎試合放映される』との安心感を与えられる」と喜びのコメントを発表した。

イタリア杯放映権を巡り、一時は対立関係にあったRAIとの関係も修復。ユーロ08予選と10W杯予選を突破した場合、5%(約12億円)のボーナスが支給されることが判明している。契約が成立した今、代表の更なる強化が期待される。

佐藤 貴洋