大竹しのぶ

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 女優の大竹しのぶ(67)が18日、都内で行われた「第13回 岩谷時子賞」授賞式に登壇した。

 同賞は希代の作詞家であり、越路吹雪さんを支えたマネジャーとしても知られる岩谷時子さんの名を冠し、音楽・芸術に功労のあった個人・団体を表彰するもの。

 今回、奨励賞を俳優の海宝直人(36)、特別賞をシャンソン歌手のクミコ(70)が受賞した。来年で俳優活動30周年を迎える海宝は「ミュージカルごっこをして跳ねて回っていた子供でした。あっという間の30年でしたけど、この思いを込めて、守りに入ることなく、攻めの姿勢で参りたいと思います」と感想を述べた。また、シャンソン歌手として初めての受賞となったクミコは「こんな形で岩谷時子さんの賞をいただけるとは幸せな人生。私のようななんちゃってシャンソン歌手にこんな賞をいただけて嬉しい限りです」とし、「愛の賛歌」を披露した。

 大竹は岩谷時子賞を受賞。盾を受け取ると「いい作品に出会えて幸せだなって心から思ってますどんなに頑張ってもたまにはひどい本もありますし、どうしようもないときもありますけど…いい作品に出会えて幸せです」と微笑んだ。

 また、受賞を祝して賞金を受け取ると「物価高の折りに高額な賞金までいただいて、どうしましょう…それに負けないようにいいものを届けていきます。明日からも頑張ります」と語り、会場を和ませた。さらにこの日は「水に流して」を力強く歌唱。来年行われるコンサートや舞台に向けても「みんなに元気が出るような、ちょっとだけでも幸せな気持ちになるような歌を歌えるよう頑張りたい」と意気込んだ。