画像は『ザ・プレデター』より
 - Twentieth Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 近未来を舞台にした映画『プレデター』シリーズの最新作『プレデター:バッドランズ(原題) / Predator: Badlands』(2025年11月7日全米公開)は、プレデター自身が主人公になると、監督のダン・トラクテンバーグがEmpireに明かした。

 シリーズ歴代作品では、銀河の狩人プレデターに立ち向かう人間たちが主軸となっていたが、最新作ではついにプレデターが物語を引っ張ることに。トラクテンバーグ監督は、「クリーチャー(=プレデター)が先頭に立ちます」と明かし、「彼はくせ者ですが、心にグッとくるものがあります。人々が感情移入できると同時に、とても恐ろしくあるキャラクターを生み出すのは、挑戦的でしたが面白かったです」と製作を振り返っている。

 批評家からも高評価だった前作『プレデター:ザ・プレイ』(2022)も手がけたトラクテンバーグ監督は、同作の製作をきっかけに、フランチャイズの限界を超えようと「滅多に応援されないヒーローを応援する」構想を思いついたのだという。なお、最新作には人間サイドのメインキャラクターとしてエル・ファニングが起用されており、トラクテンバーグ監督は、彼女が複数のキャラクターを演じていると明言している。(編集部・倉本拓弥)