7回、清水は一塁に悪送球し同点となる(撮影・山口登)

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 「ラグザス presents WBSCプレミア12・1次リーグB組、日本代表−キューバ代表」(17日、天母スタジアム)

 侍ジャパンが2点リードの七回に同点に追いつかれた。

 イニングをまたいだ鈴木が無死一、二塁のピンチを招いた。ここで次打者に送りバントを許さず、1死を奪ったところで井端監督は清水にスイッチ。4番・デスパイネを投ゴロに打ち取ったかに思われたが、一塁へ痛恨の悪送球。一気に2者が生還し、試合を振り出しに戻されてしまった。

 試合は4点リードで5回を終え、盤石な試合運びかと思われたが、六回に暗転。先発の早川が3点差に迫られてイニング途中でマウンドを降りた。2番手の横山が連続タイムリーを浴びて1点差に迫られると、なおも満塁のピンチでは鈴木が好リリーフを見せて火消しに成功していた。