仮契約を終え、阪神のキャップをかぶって決意を新たにする今朝丸(カメラ・森口 登生)

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 阪神からドラフト2位指名を受けた報徳学園の今朝丸裕喜投手が17日、大阪市内のホテルで入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸720万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。交渉を終えた今朝丸は「本当にいよいよプロ野球の世界に入るんだなという気持ちになった」と、目を輝かせた。

 2年、3年時は2年続けてセンバツで準優勝し、U―18日本代表にも選ばれた最速151キロ右腕は現在、来年1月の新人合同自主トレに向け、体作りから見直している途中だという。阪神の本拠地である聖地・甲子園では高校時代9試合に登板しており、「高校野球でも何回もやらせてもらった場所。次はプロの世界で、甲子園で投げられるチャンスがまたできた。本当に楽しみな気持ちでいっぱい」と、慣れ親しんだ聖地での快投を思い描いた。