台湾戦に先発した侍ジャパン・才木浩人【写真:小林靖】

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完全アウェーの雰囲気も…才木が5回2/3を無失点の好投

 野球日本代表「侍ジャパン」は16日、台湾・台北ドームで行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループBのチャイニーズ・タイペイ戦に3-1で勝利した。17日のキューバ戦に勝利すれば、3大会連続となるスーパーラウンド進出が決定する。

 この日のチケットは完売し、台北ドームは地元・台湾のファンで超満員となった。完全アウェーの雰囲気だったが、侍ナインは動じず。先発の才木浩人投手(阪神)が5回2/3を3安打無失点の好投を見せた。

 打線は初回1死一、三塁で森下翔太外野手(阪神)の右犠飛で先制。3回にも2死二塁で辰己涼介外野手(楽天)が左翼フェンス直撃の適時二塁打、4回にも源田壮亮内野手(西武)のソロが飛び出し、3点をリードした。

 6回には才木が2死一、二塁のピンチを招いたが、2番手の鈴木昭汰投手(ロッテ)が代打・ジリジラオ・ゴングァン内野手を遊ゴロに仕留め、本塁を踏ませなかった。7回には北山亘基投手(日本ハム)がタイ・ペイフォン捕手にソロを浴びたが、リードを守り抜いた。

 これで13日の豪州との開幕戦から無傷の3連勝。17日のキューバ戦に勝利すればスーパーラウンド進出が決定する。3大会連続グループ突破に“王手”をかけた。(Full-Count編集部)