ベルギー代表は黄金期の終焉とともに弱体化するのか NLで1勝のみと厳しい現状「ここ数年で最悪と言える悪夢を経験」
黄金世代と呼ばれた世代が終焉へと近づき、ベルギー代表は悩みの時期にある。FWジェレミー・ドクやチャールズ・デ・ケテラエル、MFアマドゥ・オナナなど5大リーグで活躍するタレントはいるが、やはりエデン・アザールやヴァンサン・コンパニ、マルアン・フェライニらを軸としていた世代に比べると小粒な印象は否めないか。
代表監督ドメニコ・テデスコも迷いの中にあるようだ。14日にはUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ2第5節でイタリア代表と対戦し、0-1で敗北。このネーションズリーグは5試合を戦って1勝1分3敗と苦しんでいる。
今月の代表メンバーにはナポリFWロメル・ルカクも復帰し、イタリア戦ではルカクとライプツィヒFWロイス・オペンダが2トップを組んでいる。かなり強力な2トップではあるが、まだ連携が出来ているとは言えない。
『Sudinfo』は「ルカクとオペンダがコンビを組んだが、疑問が多く残るペアだ」と伝えており、『RTBF』は「2人は強力なアタッカーかもしれないが、一緒にプレイするように設計されているようには見えない」と疑問を投げかけている。
今夏のEURO2024でもベスト16には進んだものの、グループステージから苦いゲームの連続だった。2010年代の頃に比べれば元気が無くなっているが、2026ワールドカップへ再建は上手く進むだろうか。