5回、逆転打を放った侍ジャパン・牧秀悟【写真:小林靖】

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5回に牧が逆転2点打…侍ジャパンは豪州戦から2連勝

 野球日本代表「侍ジャパン」は15日、台湾・台北ドームで「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループBで韓国に6-3で勝利した。先発の高橋宏斗投手が4回7安打2失点、8奪三振の粘投。2連勝でグループリーグ突破の可能性が高まった。

 豪州戦と同じ打線で挑んだ宿敵・韓国戦。先発の高橋は2回にホン・チャンギ外野手に先制適時打を許した。1点リードの4回にもパク・トンウォン捕手に同点ソロを浴びた。さらに5回、2番手・隅田知一郎投手(西武)が2死三塁からユン・ドンヒ外野手に適時二塁打を許した。

 1点を追う直後の5回に2死から3四死球で満塁のチャンスを作り、牧秀悟内野手(DeNA)の2点中前打で逆転。さらに7回には森下翔太外野手(阪神)が侍ジャパン大会1号とな左越え2ランで点差を3点に広げた。

 8回には3番手の藤平尚真投手(楽天)が3者連続三振の圧倒的投球。これで9日のチェコとの強化試合、13日の豪州との開幕戦に続いて9者連続三振となった。トップチームとしては2017年のアジアチャンピオンシップから韓国戦9連勝となった。(Full-Count編集部)