メ~テレ(名古屋テレビ)

15日から始まるフィギュアスケート・グランプリシリーズのフィンランド大会。愛知ゆかりの選手たちが本番のリンクで調整を行いました。

先週の日本大会を制し、2週連続の試合となる中京大学の鍵山優真選手。

得意の4回転サルコウに、日本大会では転倒した4回転フリップなどを着氷していきます。

ハードなスケジュールの中でも、順調な調整ぶりを見せた21歳。

去年銅メダルを獲得したグランプリファイナルを目指します。

「(GPシリーズが)始まる前から、ファイナルを意識して日本大会からやっているけど、良い演技をしたら自然と良い結果がついてくると思うので、自分のやってきたことを信じて頑張りたい」(オリエンタルバイオ/中京大学 鍵山優真選手)

山本選手には試合後に楽しみなことが

さらに一昨年のファイナル銀メダリスト、中京大学の山本草太選手。

4位に終わったカナダ大会でミスが出た、2種類の4回転ジャンプを入念にチェックしました。

「失うものは何もないので、思い切っていきたい」(中京大学 山本草太選手)

一方、試合以外にもフィンランドで有名なあることを楽しみにしているそうで――。

「自分の趣味がサウナなので、本場に来ることができて嬉しいし、試合が終わったらサウナも堪能したい」(山本選手)

吉田選手「氷との相性がいい」

女子は、名古屋市出身の2人が登場。

吉田陽菜選手は、先月のカナダ大会からフリーの構成を変更。

ミスが多い最後のジャンプの順番を入れ替え、14日の練習ではすべて着氷しました。

「氷との相性がいい」と、大技トリプルアクセルも跳んだ19歳。

2年連続のファイナル進出へ、調子の良さをうかがわせました。

「どのジャンプもすごく良い感覚で、自信を持って準備はできているので、本番がすごく楽しみ」(名古屋市出身/木下アカデミー 吉田陽菜選手)

初のファイナル出場を目指す松生選手

前の試合のカナダ大会で2位、初のファイナル出場がかかる松生理乃選手。

カナダで会心の滑りを披露したフリーの曲をかけ、一つ一つの技を丁寧に確認します。

持ち味のなめらかなスケーティングと優雅な演技で、練習ながら、会場から拍手を浴びていました。

「あまり調子を崩さずに、しっかり維持してここまで来られたと思う。今大会はショートもフリーもノーミスの演技をして、自分の納得のいく点数で終われたらいいなと思います」(名古屋市出身/中京大学 松生理乃選手)

(11月15日6:00~放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)