日本戦に続いて先発した町田所属のデューク(左)。(C)Getty Images

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 現地時間11月14日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選(グループC)の第5節で、日本に次いで2位のオーストラリアと3位のサウジアラビアが、メルボルンで激突した。

 先月に日本と1−1で引き分けたオーストラリアは開始18分、FC町田ゼルビアに所属するデュークが、ペナルティエリア外ぎりぎりの位置で倒され、FKを獲得。フルスティッチがクロスを送り込み、サウターがシュートを放つも、クロスバーの上を越えてしまう。

 45+4分にはサウジアラビアにビッグチャンスが到来。アルサハフィが抜け出し、GKガウチと1対1になるも好守に阻まれたうえ、遅れてオフサイドの笛が鳴る。
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 0−0で折り返して迎えた後半も、互いに決め手を欠き、なかなかスコアが動かない。

 84分にはホームサポーターの大声援を受け続けるオーストラリアに、この日一番と言えるチャンスが訪れたものの、ボレロのラストパスは上手く繋がらず、決定機を逃す。一方、サウジアラビアは終了間際にFKからネットを揺らし、ついにゴールと思われたが、オフサイドで得点は認められない。

 結局、スコアレスドローでタイムアップ。15日にインドネシアと今節を戦う日本が勝点10なのに対し、1ポイントを分け合ったオーストラリアとサウジアラビアは、ともに勝点6とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部