カーディフDF角田涼太朗、長期負傷離脱を経て練習に合流「サッカーができる喜びを感じています」

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 カーディフ・シティに所属するDF角田涼太朗が13日、自身の公式Instagram(@ryotaro_0627official)を通して、クラブのトレーニングに復帰したことを報告した。

 現在25歳の角田は筑波大学在学中の2021年7月に横浜F・マリノスとプロ契約を締結し、2022シーズンにはJ1リーグ制覇に貢献。翌年3月には、最終的にはケガの影響で辞退したものの、日本代表にも選出された。2023シーズンはケガに悩まされながらも主力として活躍し、シーズン終了後の今年1月にカーディフ・シティへ完全移籍。2023−24シーズン後半戦はコルトレイクへ期限付き移籍し、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)9試合に出場するなど、最下位に沈んでいたクラブの1部残留に貢献していた。

 だが、3月16日に行われた昨季のジュピラー・プロ・リーグ第30節アンデルレヒト戦(○1−0)で負傷交代を強いられると、クラブは同試合の4日後、角田がハムストリングの肉離れに見舞われたと報告。シーズン終了時までの復帰は叶わず、今夏に保有元のカーディフ・シティへ帰還していたが、以降も離脱を強いられており、今季は公式戦のピッチに立つことはできていない。

 そんな角田は13日、自身の公式Instagramを通して「ハムストリングと以前から痛めていた膝の手術を行い、ようやくトレーニングに復帰することができました」と報告。「長い期間のリハビリになりましたが再びサッカーができる喜びを感じています」と心境を明かしただけでなく、「焦りすぎず怪我なく、まずはコンディションを上げることに全力を注ぎます!」と今後への意気込みを語ると、最後には「ここから。」とシンプルに想いを綴った。

 角田の所属するカーディフ・シティは、チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)第15節終了時点で、4勝3分8敗の勝ち点「15」獲得にとどまり、現在は降格圏の22位に沈んでいる。開幕6戦未勝利となった後、9月22日にはエロル・ブルット前監督の解任を発表。現在はオメル・リザ暫定監督が指揮を執っている。

 リザ暫定監督は角田の復帰が年明けの1月見込みであることを明かしていたが、角田のカーディフ・シティでの公式戦デビューはいつになるだろうか。


【画像】角田がカーディフの練習に合流