共演者からの人種差別発言!米学園ドラマ出演者が告白 被害者ムーブよりも“発言の力を奪う”努力
女優のキキ・パーマーが、ドラマ「スクリーム・クイーンズ」の撮影現場で共演者から人種差別発言をされたという。ライアン・マーフィー原案による同ホラーコメディドラマで、キキは「ブレンダ」というニックネームで呼ぶ白人の共演者から人種差別的な発言を受けたと回顧録で告白した。
【写真】この中に“差別発言”の主が…ドラマ「スクリーム・クイーンズ」の主要出演者
「マスター・オブ・ミー:ザ・シークレット・トゥ・コントローリング・ユア・ナラティヴ」では、「ブレンダ」と他の人との喧嘩が勃発した際、「楽しみ、互いを尊敬」するべきだとして仲裁に入ろうとしたところ、「キキ、マジでやめて。何様のつもり?マーティン・ルーサー・キングかなにか」と言われたと綴られている。それについてロサンゼルス・タイムズ紙にキキは「彼女のその発言はとても重みのあるものだったけど、自分という人間を私はちゃんと分かっているから、そんな重さを私に投影させることはしなかった」と話している。そして、その人物の名前を挙げなかったのは、誰が言ったかではなく、その言葉から力を奪うためだとして、「私は被害者ではない。そういう話じゃないの」と続けた。
「スクリーム・クイーンズ」は2015年から16年に放送されたドラマ。名門大学を舞台に、「KKT」と呼ばれるグループのメンバーたちが、大学のマスコットキャラに扮した「赤い悪魔」と呼ばれる殺人鬼の正体を追う姿が描かれている。
(BANG Media International/よろず~ニュース)