“4人家族で食費は月1万6000円”論争、「絶対に無理」「ぜんぜん余裕」それぞれのワケ
◆「両親がいなければ絶対に今の暮らしは無理」
石川さん夫妻は結婚当初は都内に住んでいたが、出産を機に地元に帰ったそうだ。
「東京も子育て支援はたくさんあるけど、物価が高すぎてギブアップしました。子どもがいない時は、自分たちだけでやりくりして、2人でそこまで贅沢していないのに月4万円くらいはかかっていました。両親さまさまです。親がいなければ今の暮らしは絶対に無理です」
ちなみに、1歳3ヶ月の息子氏と都内で2人暮らしの筆者（現役グラドル兼ライターの吉沢さりぃ）も「絶対に無理」派だ。
毎週買っているものといえば、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、長ネギ、きのこ類、鮭、パン、牛乳、その日いちばん安い肉。あとは息子氏のお菓子や忙しい時のためのレトルト食品、足りない調味料とかチーズ、たまに果物を買っているだけなのに、毎回お会計が3000円ぐらいはいってしまう。
買い物も週1に抑えたいのが本音だが、何かしら足りなくなり週2回は行ってしまう。
我が家は貧乏なのに、大黒柱である筆者が生活能力が著しく低く、さらに料理が下手なので節約が難しい。もしも息子氏が大きくなったらどうなってしまうんだろうか……。食費を考えるだけで恐ろしい。
＜取材・文／吉沢さりぃ＞
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』（イースト・プレス）、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』（ともに彩図社）などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X（旧Twitter）：@sally_y0720
