“4人家族で食費は月1万6000円”論争、「絶対に無理」「ぜんぜん余裕」それぞれのワケ
先日、Xでとあるポストが炎上した。それは彩り豊かな食事の写真を披露しながら「4人家族で月の食費は米代抜きで1万6000円」という内容の投稿だ。
メインのおかずのほかに副菜のバリエーションも多く、さらに飲食店のような盛り付けだったことで「本当に月1万6000円の食費で毎日こんなに豪華な献立は可能なのか?」という論争が巻き起こったのだ。筆者(現役グラドル兼ライターの吉沢さりぃ)のまわりでの反応は……。
◆「月1万6000円では絶対に無理!」
この騒動を見て「絶対に無理!」と主張するのは、東京都在住の木村仁美さん(37歳・仮名)だ。彼女もバズったポストと同じ4人家族だが「食費は月に4万円は余裕で超えますね」と声を荒げる。
「あのポストでは“米抜き”とありましたが、我が家は米抜きで4万円はかかります。長男は小学校4年生で長女が年長さん。長女はまだそこまで食べませんが、少年サッカーをやっている息子の食欲がエグい。もう私より食べますから」
木村さんは毎週日曜日に買い出しをして「なるべく買い足しはしたくない」というが、実際問題として「金曜くらいになると何かしら足りなくなって買い物をする」と苦笑する。
◆肉も野菜も量が減って値段が上がった
「本当は日曜に7000円分を買って月3万円以内に抑えたいんですが、なかなか難しい。野菜もどんどん値段が上がってるし、お肉なんて全然良い部位じゃなくても高い。おかずが毎日3品とか絶対に無理。刺身なんて1か月に1回とか回転寿司チェーン店に行くときだけです」
大型スーパーにママ友と行っていた時期もあるというが「逆にお金がかかった」そうだ。
「私は免許がないので、運転しない組はガソリン代を払います。そこは当然なので良いんですが、みんながみんな欲しいものがかぶるわけでもなく、全然いらないものをシェアすることも(苦笑)。となると、近くのスーパーに私が自転車で行く方が安上がりといいますか……」
1円でも節約を心がけている木村さんだが、例のポストを目にした夫からキツい一言をもらったそうで、深くため息をついた。
「旦那がヘラヘラしながら『うちの半分以下の食費であんな豪華なのすごくない? もう少し頑張ってよ!』と、肩を叩いてきたんです。あのポスト自体を叩く気はありませんが、旦那のコメントには本当にイライラしました。もっと良いもの食べたいなら、お前がもっと稼げ!と口走りそうになりました」
一方、「うちは1万6000円でぜんぜん余裕ですよ」という人も存在する。
◆4人家族で食費月1万円以下の秘密
静岡県在住の石川由美香さん(29歳・仮名)も、息子2人がいる4人家族。驚くことに「少ない月は食費1万円を切りますね!」と話す。一体、石川家は何を食べているんだろうか……?
「親ですよ! 親! うちは旦那も私も静岡で、お互いの実家も近い。関係も良好なので両家から色々もらってます」
実際に夕飯の写真を見せてもらったところ、メインの肉料理に煮物、刺身にご飯に味噌汁。さらには漬物とデザートのフルーツまである。これが「日常」だという。
「魚は100%もらってます。旦那の実家が漁業なので、毎日のように刺身か焼き魚を食べています。お米も毎月もらっているし、野菜は私の実家が大量に有機野菜を買っていて、お裾分け……というより、我が家のぶんも買ってもらってる(笑)。フルーツに関しても孫可愛さで毎週のように届けられるのでタダです」
つまり石川家でかかる食費のほとんどが、肉と調味料ということだ。なんと恵まれた環境なのか。
「そうですね。肉と味噌とか醤油、子どものお菓子、ジュースくらいです。安いスーパーで毎週3000円使うか使わないかですね。10日に1回しかスーパーには行きません。何かしら冷蔵庫にあるので」
メインのおかずのほかに副菜のバリエーションも多く、さらに飲食店のような盛り付けだったことで「本当に月1万6000円の食費で毎日こんなに豪華な献立は可能なのか?」という論争が巻き起こったのだ。筆者(現役グラドル兼ライターの吉沢さりぃ)のまわりでの反応は……。
この騒動を見て「絶対に無理!」と主張するのは、東京都在住の木村仁美さん(37歳・仮名)だ。彼女もバズったポストと同じ4人家族だが「食費は月に4万円は余裕で超えますね」と声を荒げる。
「あのポストでは“米抜き”とありましたが、我が家は米抜きで4万円はかかります。長男は小学校4年生で長女が年長さん。長女はまだそこまで食べませんが、少年サッカーをやっている息子の食欲がエグい。もう私より食べますから」
木村さんは毎週日曜日に買い出しをして「なるべく買い足しはしたくない」というが、実際問題として「金曜くらいになると何かしら足りなくなって買い物をする」と苦笑する。
◆肉も野菜も量が減って値段が上がった
「本当は日曜に7000円分を買って月3万円以内に抑えたいんですが、なかなか難しい。野菜もどんどん値段が上がってるし、お肉なんて全然良い部位じゃなくても高い。おかずが毎日3品とか絶対に無理。刺身なんて1か月に1回とか回転寿司チェーン店に行くときだけです」
大型スーパーにママ友と行っていた時期もあるというが「逆にお金がかかった」そうだ。
「私は免許がないので、運転しない組はガソリン代を払います。そこは当然なので良いんですが、みんながみんな欲しいものがかぶるわけでもなく、全然いらないものをシェアすることも(苦笑)。となると、近くのスーパーに私が自転車で行く方が安上がりといいますか……」
1円でも節約を心がけている木村さんだが、例のポストを目にした夫からキツい一言をもらったそうで、深くため息をついた。
「旦那がヘラヘラしながら『うちの半分以下の食費であんな豪華なのすごくない? もう少し頑張ってよ!』と、肩を叩いてきたんです。あのポスト自体を叩く気はありませんが、旦那のコメントには本当にイライラしました。もっと良いもの食べたいなら、お前がもっと稼げ!と口走りそうになりました」
一方、「うちは1万6000円でぜんぜん余裕ですよ」という人も存在する。
◆4人家族で食費月1万円以下の秘密
静岡県在住の石川由美香さん(29歳・仮名)も、息子2人がいる4人家族。驚くことに「少ない月は食費1万円を切りますね!」と話す。一体、石川家は何を食べているんだろうか……?
「親ですよ! 親! うちは旦那も私も静岡で、お互いの実家も近い。関係も良好なので両家から色々もらってます」
実際に夕飯の写真を見せてもらったところ、メインの肉料理に煮物、刺身にご飯に味噌汁。さらには漬物とデザートのフルーツまである。これが「日常」だという。
「魚は100%もらってます。旦那の実家が漁業なので、毎日のように刺身か焼き魚を食べています。お米も毎月もらっているし、野菜は私の実家が大量に有機野菜を買っていて、お裾分け……というより、我が家のぶんも買ってもらってる(笑)。フルーツに関しても孫可愛さで毎週のように届けられるのでタダです」
つまり石川家でかかる食費のほとんどが、肉と調味料ということだ。なんと恵まれた環境なのか。
「そうですね。肉と味噌とか醤油、子どものお菓子、ジュースくらいです。安いスーパーで毎週3000円使うか使わないかですね。10日に1回しかスーパーには行きません。何かしら冷蔵庫にあるので」