「体に電気が走って立てなくなって…」ヘルニア手術の麒麟・田村 和歌山でロケ中に「無理ってなった」
お笑いコンビ「麒麟」田村裕(45)が、13日放送のMBSラジオ「メッセンジャーあいはらのYouはこれから!」(水曜後3・00)に出演。ヘルニアの症状を語った。
田村は1日にヘルニア手術のため数日間、休養することを自身のSNSで発表。入院して手術を受けた。
元々、10年ほど、ぎっくり腰を年に10回ほどやっていたそうで、今回も趣味のバスケをしている際に腰を痛めたという。ぎっくり腰になれていることから、今回も「冷やして、なんとか誤魔化して」と思っていたが「いつもと違う足のしびれがあって、様子がおかしい」と実感。初めてギッグリ腰の整体に行ったという。
ところが、整体を受けた後に「前よりしびれが強くなった」と症状が悪化。それでも仕事を続けていたが「いよいよロケの移動で椅子に座れなくて…。座面に肘を突いて膝を地面で、神様にお祈りの姿勢。3日ぐらいその状態」と痛さのあまり座ることすらできなくなった。
それでも痛みをこらえ、和歌山でロケをしていた際に「ドーンって体に電気が走って立てなくなって、銃で下半身撃たれたんかってぐらい電気走って、ロケも無理ってなった」と衝撃的な痛みが下半身を襲ったという。
たまたま、和歌山県有田市のミカン屋でロケ中だったが、そこの店員さんに和歌山市内の名医を紹介してもらい、痛みのあまりロケ車の階段にも乗れないことから後部から「オットセイのように乗り込んで」となんとか車に乗って和歌山の病院を受診。
ヘルニアは「2パターンあって手術せず経過観察か、速効手術しないと麻痺が残る2パターンで、僕の場合は後者やったんで、その日、一泊だけホテル泊まって翌朝から検査始まってその翌日にはもう手術」と診察から2日後には手術を受けたと明かした。
幸いにも内視鏡手術だったため、当日夜から歩けたそうだが「思ったのは“経験値あるから大丈夫”と思わずに一回(病院へ)調べに行った方がいい」と体に何か不安がある人は病院で診てもらうべきと呼びかけた。