百崎に打撃指導する平田2軍監督

写真拡大

 「フェニックス・リーグ、阪神(降雨中止)楽天」(28日、アイビースタジアム)

 阪神・平田勝男2軍監督(65)が28日、フェニックス・リーグ最終戦が雨天中止となり、室内練習でユーモラスな“勝男節”をさえ渡らせた。

 ティー打撃に取り組む百崎に歩み寄ると、「ヘッドを走らせ。体ばっかり力が入ってる」と身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。「『目標としているメジャー(の選手)、誰や?』って言うたら、(ヤンキースの)ジャッジや言うから、『ジャッジミスや』と。参考にはいいけど、段階があるから」。世界的プレーヤーをネタにして、若虎に“笑撃的”な指導を行った。

 今年のフェニックス・リーグは天候不良で予定していた18試合のうち、6試合が雨天中止に。平田2軍監督が指揮を執ったのは2試合のみだったが、「気になったのは西純矢。打たれたピッチャーを何とか来年の戦力としてね。1軍で投げてたんだから」と26日・西武戦で初回5失点の右腕を“強化選手”に指名。来季へ向けて、「しっかり若い子と向き合って。1軍へ送り込まなあかんという責任感が生まれるよな。4回目とは思えない。新鮮だよ。新選組だよ!!」と責務を胸に刻んでいた。