1回、山川(奥)に先制2ランを浴びた大貫(撮影・伊藤笙子)

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 「SMBC日本シリーズ2024、DeNA−ソフトバンク」(27日、横浜スタジアム)

 DeNAの大貫晋一投手が三回途中7安打5失点でKO。登板前日には「調整はうまくいっている。1イニング1イニング、0で抑えることを目標にやっていきたい」と話していたが、悔しい表情でマウンドを降りた。

 初回、1死から周東に右前打を許すと、2死一塁から山川に119キロの変化球を捉えられ、先制の左翼2ランを被弾した。

 二回は安打と四球で2死一、二塁とピンチを背負うも無失点にしのいだ。しかし、三回だ。先頭・今宮から連打で一、二塁とすると、栗原には四球で満塁に。なおも1死満塁からは牧原大に右前適時打を浴びた。さらにその打球を右翼・梶原がファンブルし、二走・栗原も生還。1死二、三塁となったところで交代が告げられた。

 2番手には佐々木が登板。続く甲斐に右犠飛を浴び、最後はモイネロを左飛に抑えた。大貫は2回1/37安打5失点となった。