なでしこジャパン、北川ひかるの先制弾から5分で3ゴール！パリ五輪後最初の試合は韓国に快勝

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なでしこジャパンは26日、「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」で韓国と対戦し、4-0で勝利。パリ五輪後の初戦を白星で飾った。

国立競技場での女子日韓戦。なでしこは五輪後に池田太監督が退任し、後任がまだ決まっていないことからJFA女子委員長の佐々木則夫氏が監督代行を務めた。

なでしこの4-4-1-1のシステム。GKはキャプテンマークを巻いた山下杏也加、DFは右から守屋都弥、南萌華、熊谷紗希、北川ひかるという並び。池田監督時代と比べて熊谷と南が左右逆になった。

中盤の底に長谷川唯と長野風花が立ち、サイドは右に藤野あおば、左に中嶋淑乃、シャドー気味には清家貴子が入り、1トップは田中美南が務めた。

対する韓国は4-4-2。日本は序盤、北川に早めに高い位置を取らせ、右は藤野を晴らせる可変気味のシステムで臨んだがあまり機能せず。4バックでのビルドアップに切り替えたものの長谷川の個に頼る場面が目立ち、20分過ぎからは藤野と清家のポジションを入れ替えた。

迎えた32分、日本は右コーナーキックを獲得すると、長谷川のライナー性のボールをニアに走り込んだ北川が合わせて先制。

これで日本選手の積極性が増し、逆に韓国のほうは集中力が落ちたこともあり、2分後の34分に田中のラストパスを藤野。

37分には逆に藤野のパスから田中が落ち着いてゴールネットを揺らし、先制した日本が一気にリードを3点に広げる。

3-0で折り返した日本は、後半から中嶋、田中、長野に代えて浜野まいか、植木理子、谷川萌々子を投入。

56分には守屋のグラウンダークロスから谷川が流し込んで4点目を奪った。

その後も千葉玲海菜、塩越柚歩、遠藤優を次々と入れ、韓国の反撃を許さなかったなでしこ。

なでしこジャパン、パリ五輪で宝石のように輝いた5名の選手

試合開始直後のバタバタした時間以外はチャンスをほぼ作らせず、4-0の快勝を収めている。