スポニチ

写真拡大

 俳優の斎藤工(43)が25日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。親交が深い脚本家からクレームが入る場面があった。

 番組MCの笑福亭鶴瓶は斎藤と親交が深い、脚本家・金沢知樹氏をリモート取材。元お笑い芸人でテレビ番組の構成作家を経て、TBS、「半沢直樹」、Netflix「サンクチュアリ-聖域-」などの脚本を手掛けた人気脚本家。斎藤が手掛けた短編映画「半分ノ世界」(2014年)、「TATAMI」(2017年)でも脚本を担当した。

 鶴瓶は金沢氏から「すきっ歯とブタだけずっと言われる。やめてくれ」とクレームの伝言を受けたことを伝えると、斎藤は「今の時代、本当に良くないとは思うんですけど」と苦笑。「永野さんより古い付き合いでして、たまに作家ぶる雰囲気が僕は許せなくて。本当にくだらない話をしている普段の金沢さんは愛おしいなって思うんですけど、ちょっとこれは勘違いしたら嫌だなって思って、釘をさすようにルッキズムに関したことを直接的に。釘をさしているつもりではあるんですけど」と笑った。

 それでも、鶴瓶によると「でも仕事はちゃんとやってくれる。自分が辞めようと思ってた時に仕事をしないかって(斎藤から依頼が来た)」と話していたという。

 「たまたま金沢さんが脚本家業を辞めようとしているというタイミングだったらしいんですよ」と斎藤。「もう天才的なので、彼が描く物語っていうのは」と絶賛。「“一緒にやりませんか?”って言って、“最後にやってみるわ”っていうことが『半分ノ世界』っていう作品なんですけど、ただそれまで金沢さんの書いたもの、映像だったり、舞台にはいろいろなっているんですけど、あまり映像との相性が彼の中ではちょっとイメージ違うなってものが多かったらしいんですけど、“これに関してはそういったものが初めてなかった”って。映像っていう可能性があるんだって思ってくれたみたい」とした。

 鶴瓶は金沢氏が「だから助けてもらった」と感謝していることを伝えると、斎藤は「とんでもない、こちらこそですけど」と返していた。