やくみつる氏 ピーコさんの“遺言”明かす「25年以上前のことですけど」
漫画家のやくみつる氏(65)が26日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演。ファッション評論家のピーコ(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんとの秘話を明かした。
番組共演時、ピーコさんが着用していた「光沢のある、あざやかな緑色のブルゾン」を絶賛したところ「“あげるわよ”ってその場でいただいて。25年以上前のことですけど、いまだに着てる」とやく氏。
その際、「無難な黒と合わせちゃダメ」とピーコ氏から助言が。「その時、ピーコさんはグレーイッシュピンク、クレヨンで言う灰赤紫を中に合わせてて。“こういうところがポイントなのよ”って言われてて。それ以来、ブルゾンを着る時は必ず灰赤紫のTシャツを着ていた」と話し「これはピーコさんの遺言、今となっては」と語った。
ピーコさんは9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で死去した。79歳。横浜市出身。葬儀は近親者で行った。元マネジャーによると、昨年6月に認知症と診断され、高齢者施設に入所。今年8月中旬に敗血症のため入院すると、寝たきりとなり、そのまま誰にもみとられることなく息を引き取ったという。