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 西武からドラフト1位指名された金沢・斎藤大翔内野手(17)が25日、石川県金沢市の同校で西口文也監督、広池浩司球団本部長、安達俊也担当スカウトから指名あいさつを受けた。

 「選ばれた時は実感がなかったですが、一夜明けて一番に考えたことはどうやって活躍できるか、素晴らしい環境の中で少しでも早く1軍に上がれるか考えた。これから練習して力をつけていきたい。期待に応えられるように頑張っていきたい」と目を輝かせた。

 斎藤は走攻守そろう1メートル81の大型遊撃手で、高校1年春からレギュラーに定着。特に守備力が高く評価されていた。正遊撃手の源田と二塁の外崎はともに来季32歳で迎えることもあり、将来は内野のレギュラーとして期待される。前日は1位指名を想定しておらず、学校の会議室で指名を聞いてから会見場に駆けつけた。一緒にいたチームメートが「絶句していた」というほどの驚きだったという。

 この日フェニックス・リーグの視察で宮崎入りする予定だった西口監督は、急きょ予定を変更して訪問。「守備力はゲームで言えば“S”。私自身が守備の映像を見て惚れ込んだ。源田選手を超えるような選手になってほしい」と期待を寄せていた。