WS前日会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

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ロバーツ監督は「楽しい人だなと。監督としてというより人として」

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地ドジャースタジアムでワールドシリーズ(7回戦制)の前日会見に臨んだ。デーブ・ロバーツ監督について問われ、「楽しい人だな、と。監督としてというより人として」と答えた。

 大谷はロバーツ監督の52歳の誕生日だった5月31日に「日本のウイスキー」をプレゼントするなど交流がある。一方で、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦では、大谷の走塁に苦言を呈するなど厳しい一面も持っている。沖縄生まれの指揮官について、「どういう采配をするかとかではなく、1対1の付き合いとして楽しい人。あと握手がすごく強いです(笑)」と話し、報道陣の笑いを誘った。

 ロバーツ監督は来季が3年契約の最終年。それでも、ここ数年は地区シリーズで早々と敗退するシーズンが続き、今季も早期敗退なら去就問題に発展する可能性があった。4年ぶりのワールドシリーズ進出したことで、ロバーツ監督の進退問題は落ち着きそうだが、それ以上に、大谷とロバーツ監督の良好な関係を感じさせた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)