ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦、8回に2ランを放ったヤンキースのジャッジ(17日)=AP

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 米大リーグのワールドシリーズは25日(日本時間26日)、ドジャース(ナ・リーグ)の本拠地、ロサンゼルスで開幕する。

 ドジャースと対戦するヤンキース(ア・リーグ)の主砲はアーロン・ジャッジ。大谷翔平と並び称されるスターだ。(デジタル編集部)

 ジャッジはカリフォルニア州生まれの32歳。大谷より2つ年上だ。2013年のドラフトでヤンキースに1巡目、全体の32番目に指名された。16年にメジャーデビューし、17年には52本塁打を放ち新人王を獲得。22年、今年と3度ホームラン王に輝いたスラッガーだ。特に、22年には62本塁打でア・リーグの最多記録を更新し、大谷らを抑えリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれている。メジャー通算9シーズンで、993試合に出場し315本塁打を記録している。身長2メートル1、体重127キロ。背番号は「99」。主に中堅や右翼を守る。

 特にこの4シーズンの成績は、卓越している。本塁打数は、21年から順に39、62、37、58本。打率も22年と今年は3割をマークしている。

 ただ、ポストシーズンでは力を発揮しきれていない。これまで7シーズン出場し、今季を含め53試合で本塁打は15本放っているものの、打率は2割3厘止まり。今季も9試合で2本塁打を放つものの、打率は1割6分1厘にとどまっている。

 米メディアによると高校時代はアメリカン・フットボールもプレー。ワイドレシーバーとして才能を発揮し、UCLAやスタンフォード大などから勧誘されていたという。