来季に向けレベルアップを図る浅野

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 巨人・浅野翔吾外野手(19)が22日、ポストシーズンの経験を糧にして確固たる居場所をつかむことを誓った。CS最終Sでは1試合の出場にとどまり、4打数無安打。出番を勝ち取ることができず、結果も残せなかった。「悔しさというか、首脳陣からの信頼を得られていなかった。信頼を得ることができるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 収穫と改善点の見つかったプロ2年目だった。「楽しいこともたくさんあったが、それ以上に悔しいことや苦しいことがあったと思います」。8月は今季初安打を放つなど打率3割4分8厘、3本塁打をマークしたが、9月以降は打率2割9厘、0本塁打と苦しんだ。守備でも安定感を欠くプレーが散見。「課題は全部です。バッティングも守備もまだまだ。走攻守でレベルアップしないといけない」。実りの秋を過ごし、右肩上がりの成長曲線を描いていく。(宮内 孝太)